【別府市】大分市の洋菓子店「アカハナのトナカイ」 焼き菓子進
情報元 : 大分市の洋菓子店「アカハナのトナカイ」 1周年で焼き菓子進呈&シュー半額 /大分みんなの経済新聞ネットワークhttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181206-00000011-minkei-l44

 大分市の洋菓子店「アカハナのトナカイ」(大分市東春日町5、TEL097-533-2239)が12月11日に開店1周年を迎える。感謝の印に来店客に焼き菓子を進呈するほか、シュークリームを半額で販売する。(大分経済新聞)半額で販売するシュークリーム 店主は別府出身の本杉和也さん(37)。妻の美雪さん(34)と二人三脚で、1年をかけて地域の洋菓子店として育ててきた。「ドキドキ、ワクワクのケーキづくり」をコンセプトに15種類以上の生菓子とさまざまな焼き菓子をそろえる。定番は「苺(いちご)のショートケーキ」、チョコレートケーキの「アカハナのトナカイ」(以上410円)。生地とクリームを楽しめるシンプルな「アカハナロール」(1,188円)やシュークリーム(194円)も人気という。店内には喫茶コーナーも併設している。
 オープンして間もない今年1月下旬、天井からの水漏れという災難に見舞われた。「その日は雨で、朝、扉を開けた時に店の中でも雨の音がしていて驚いた」と本杉さん。3カ所から水が流れ落ち、床は水浸しとなった。修繕に1カ月以上を要し、書き入れ時のバレンタインデーの時期に店を閉めざるを得なかったという。
 2人は突如の不運に落ち込みながらも「開店からの1カ月は試走期間だった」として頭を切り替えた。年間イベントを再考し、工房内の配置替えして作業の効率化を図るなどして再開に備えた。「結果的にあの時間は無駄にはならなかった」と振り返る。
 工事が終わり、3月2日に「2度目の開店」。美雪さんは「お客さんが来てくれるかどうか怖くて仕方がなかった」と不安を募らせていたが、店の心配をしていた地域民らが大勢詰め掛けたという。
 3月下旬に店内に喫茶コーナーを開設。工房や売り場をサポートするスタッフも加わった。夏場も口コミなどで新規客が増えるなど、地域の店として根付いていった。本杉さんは「いろいろ内容は濃かったが、1年はあっという間だった。ここまでこられたのは足を運んでくれたお客さんのおかげ」と感謝する。
 12月11日はシュークリームを1人8個まで半額(97円)で販売(限定300個)。1,000円以上の購入者(先着50人)を対象に、リーフパイ、シナモンクッキー、マドレーヌの焼き菓子詰め合わせ(500円相当)を進呈する。「ぜひ足を運んでお礼の気持ちを受け取ってほしい」
 記念日の後には2回目のクリスマスがやってくる。本杉さんは「店の名前は子どもたちにプレゼントとサンタを運ぶトナカイをイメージして付けた。2年目もケーキを通してみんなに笑顔と幸せを届けていきたい」と意気込んでいる。
 営業時間は10時〜19時。水曜定休。駐車場3台分あり。
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