キャプシーヌ



キャプシーヌ(Capucine 本名:ジェルメーヌ・ルフェーブル 1931年1月6日生)
 [フランス・ファッションモデル/女優]


 フランス・サン=ラファエル出身。高校卒業後、パリの観光旅行中、カメラマンにスカウトされファッションモデルの道へ入った。ディオール、ジバンシー等有名なブランドを代表する、当時の売れっ子モデルになる。ファッションモデルとして活躍する傍ら、映画にも出演。『七月のランデブー』で共演した俳優のピエール・トラボーと結婚したが、7ヶ月で離婚する。

 後にモデルとしての活躍の場を、フランスからアメリカに移し、1950年代から60年代を代表する最高のファッションモデルとなる。フランスのエレガントな雰囲気、典雅でドラマティックな風貌は、ハリウッドでも注目を集め、本格的に女優業をスタートさせる。ハリウッド初出演作『わが恋は終りぬ』での優雅な存在感と劇的な演技で、ゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)のノミネートを受ける。

 その後は『荒野を歩け』『アラスカ魂』等、話題作・ヒット作に出演するも、代表作に恵まれない時期が続く。大ヒットコメディー映画『ピンクの豹』にエヴァ・ガードナーの代役として選ばれ、ようやく女優としての代表作に恵まれる。その後も『何かいいことないか子猫チャン』や『三人の女性への招待状』などで、洗練されたコメディセンスを見せるも、彼女の後ろ盾であった敏腕プロデューサー、チャールズ・K・フェルドマンが急逝した為、出演が決まっていた作品の完成を待たず、ハリウッドを去ることになった。

 優雅で美しい美貌の反面、冷淡と取られる事も多く、またマスコミに対して非協力的であったため、レズビアン説(レズビアンをテーマにした幾つかの作品に出演していたためと、結婚歴があることを黙っていたため)や性同一性障害説など、悪質な噂も流された。また、「アメリカの男性は、アメリカの女性をスポイル(甘やかしてだめにする)している」等、ハッキリとした発言をしたことも反感を買う理由の一つになったとも思われる。

 長い間、重度のうつ病を患っていたが、1990年3月17日、終の棲家となったスイス・ローザンヌの自宅マンションから飛び降り自殺をはかり死去。イタリアン・ヴォーグの表紙が、彼女のモデルとしての最後の仕事となった。キャプシーヌは死後、自分の財産を親友のオードリー・ヘップバーンに託し、ユニセフと赤十字社の為に使うことを、遺言により指示している。

 1990年3月17日死去(享年59)


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